隔離生活
今年はコロナのおかげで色々な新単語を覚えました。
その一つ、隔離を意味する「die Quarantäne」
15年前日本を出て、ドイツに留学し、その後オーストリアで10年暮らして、今年初めて知った単語です。
(まぁ私の場合、語学レベルがあんまりなので、普通にドイツ語圏で15年暮らしていたらとうの昔に知っている単語かもしれませんが。あはは。)
そうなんです。
私、15年もドイツ語を使って暮らしているのに、ドイツ語能力はかなり前から停滞、もしくは後退すらしている感覚があるのです。
ここでは共に外国人である相方とはドイツ語で会話するのですが、私のでたらめなドイツ語で割と問題ないですし、ましてや子供が生まれてからは、子供と日本語で話すので、ますますドイツ語から遠ざかってしまって。。
そんなことを思っていたある日、ずいぶん昔、私がまだドイツに住んでいた頃に知り合った年下の日本人の知人が、ドイツ語検定C2に合格したとインスタグラムに投稿していたのを見ました。
当時は彼女はまだドイツに来たばかりでドイツ語はほとんど話せませんでしたが、努力を重ね、あれから10年以上経った今、フリーの音楽家として働く側ら、ドイツ語の勉強もちゃんと続けていたのでしょう。
すごいなと思いました。
ちなみに私はB2まで取得していますが、それももう何年も前のこと。それも、将来的にビザを所持するのに必要になるかもしれないと思い、当時重い腰を上げて受験したものです。
語学の勉強は好きなのですが、如何せん飽きっぽいので、勉強は続かず、B2の試験のあとは勉強らしい勉強はしていません。
でも、先日の知人の頑張りを目にし、また頑張ってみようかなと言う気持ちが少し湧いてきています。
乳幼児二人の子育ての傍らではまだまだ勉強時間を確保するのは難しいし、その余裕もないけれど、毎日少しドイツ語の文章を読むとか、知らない単語を覚えるとか、何かしらできることを探してみようと思っています。